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トラネキサム酸とシミ、肝斑について解説します


トラネキサム酸の説明をするシロ先生
トラネキサム酸とシミ、肝斑について詳しく解説しています。
どんな作用があり、なぜ美白成分として注目されるようになったのか、肝斑への効果など参考にどうぞ。

トラネキサム酸の成分詳細

最近、美白成分のひとつとして知られるようになってきたトラネキサム酸ですが、もともとは美白成分として開発されたものではないのです。血友病や白血病などが原因で、けがをした時に血が止まりにくくなっている人のため、止血剤として開発されたものです。血を固まりやすくするための成分なので、脳梗塞や心筋梗塞などを発症したことのある人に対しては、慎重に投与するべきだとされています。

では、なぜトラネキサム酸が美白成分としても活用されるようになったのかといえば、メラニン色素を生成する細胞「メラノサイト」の働きを抑える効果があることが分かったからです。メラノサイトの働きを抑えられればメラニン色素の生成そのものが抑えられ、色素沈着によるシミを防ぎ、美白を保てるというわけです。

トラネキサム酸はなぜメラノサイトを抑えられるのか

トラネキサム酸がメラノサイトの働きを抑えられるのは、なぜなのでしょうか。カギを握っているのはプラスミンという酵素です。

トラネキサム酸がもともと、血液凝固剤だったことは上にも書きましたが、これはプラスミンの働きを抑える効果によるものです。プラスミンには血液凝固を抑える働きがあるため、この働きを抑制することで血を固まりやすくしているのです。

そして、プラスミンのもうひとつの働きは、メラノサイトを活性化させることです。つまり、プラスミンの働きを抑えることはメラノサイトの働きを抑えることにもつながるわけで、これによってメラニン色素の生成が抑えられるというわけです。特に、女性の頬などにできる「肝斑」というシミに対して効果的だとされています。

頬にできるシミ「肝斑」に効果的

では、その肝斑とはどういうものなのでしょうか。これは、頬骨の出っ張った部位にできるシミで、30~40代の女性にできやすいとされています。左右対称にできることが特徴だとされています。

原因のひとつは、紫外線です。肝斑のできる部位は顔の中でも紫外線を浴びやすいため、UVケアが不十分だと紫外線によるダメージを受けやすくなってしまいます。このダメージに対抗するためにメラニン色素が大量に生成され、肝斑の原因になってしまうのです。

肝斑のもうひとつの原因は、ホルモンバランスの崩れです。女性ホルモンには大きく分けて卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、周期的にどちらかが優勢になります。ところが、妊娠などによって常に黄体ホルモンが優勢な状態になると、ホルモンの働きによって皮膚が敏感な状態になってしまい、メラニン色素が生成されやすくなってしまうのです。これが肝斑の原因になってしまうのです。

トラネキサム酸はこのメラニン色素の生成を抑えることで、肝斑を改善しているのです。女性ホルモンのバランスを整える働きはありませんので、その点は注意してください。

今までは内服薬だったトラネキサム酸

トラネキサム酸は本来、内服薬です。「トラネキサム酸」で検索をかけると、ほとんどの場合、内服薬についての説明がヒットします。ただ、最近はこのトラネキサム酸がクリームにも配合されるようになっており、黒ずみやシミに効果があると言われています。身体の黒ずみやシミで悩んでいるあなたは「トラネキサム酸のクリーム」を使ってみることをオススメします。

黒ずみのクリームおすすめランキングで詳しく書いていますが、私が使った黒ずみクリームの中で美白を実感できたものもトラネキサム酸入りのクリームでした(*^^*)

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